第17回ストーリー
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西郷隆盛について書かれた原作小説版の「西郷どん!」(せごどん)第17回のネタバレストーリーです。
KADOKAWAから発売の月刊文芸誌「本の旅人」2017年6月号掲載。
閲覧ご注意ください。
「西郷どん!」(せごどん)第17回
薩摩に雇われた浪士達が江戸の町で無法を働き、幕府の怒りを買い、薩摩藩の屋敷が焼き討ちにあってしまう。
これをもって一橋慶喜が薩摩討伐に動き出す。
浪士達の暴走という誤算があったが、吉之助(西郷隆盛)の狙っていた戦が始まった。
戦いの前に吉之助は大久保一蔵から秘密裏に作られた錦の御旗を見せられていた。
錦旗の効果を疑った吉之助だが、錦旗を見て朝敵になりたくないと考え、土佐、淀、津などが薩長側につく。
慶喜は大阪城から逃げ出した事もあり、4日を擁した鳥羽伏見の戦いは薩長の勝利。
戦争後に主導権を握ろうとする公家や諸外国の動きを警戒する吉之助は、新政府樹立を布告する。
諸外国の侵略を防ぐとりあえずの手段を得たのだった。
新政府において疎まれる存在となっている薩摩だが、同時に大役を担っている吉之助と一蔵。
吉之助は改めて一蔵の自分とは違う発想や人心掌握術に感心していた。
幕府軍との戦いでの全軍の指揮権を任された吉之助。
徳川との戦いを最後までやりきらねばならないと考えた吉之助は、愛人のお虎との別れを決意。
お虎は泣きながらも旅立つ吉之助を見送り、吉之助も優しい態度で別れを惜しんだ。
東へと軍を進めて行った新政府軍は、江戸総攻撃を行おうとしていた。
吉之助を訪ねてきた益満休之助と山岡鉄太郎は勝海舟からの手紙を携えてきた。
新政府軍の勝利は決まっており、無駄な血を流すべきでないと抗議する山岡に、吉之助は戦争を終結させるため動く。
勝との本格的な交渉が始まろうとする中、幾島が吉之助を訪問。
戦争に心を痛める天璋院(篤姫)から吉之助への書状を届けるためであった。
敵陣である薩摩屋敷に出向いてきた勝。
勝から提案されたのは、軍艦も武器も全て差し出す代わりに将軍慶喜の命を救って敬意を払った処遇にしてもらいたいという内容だった。
条件を飲み、総攻撃を止めると約束する吉之助の言葉に安堵する勝を、吉之助はお辞儀で見送るのだった。
西郷隆盛についての小説「西郷どん!」(せごどん)のネタバレストーリーでした。
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