ピース又吉「火花」と「全てのジャンルはマニアが潰す」

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ピース又吉「火花」と「全てのジャンルはマニアが潰す」

      2015/08/15

今回は山本一郎さんの記事『ピース又吉『火花』売れて良かったね』に関して書きます

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芸能人の作品・売れる作品・良い作品

山本一郎さんの記事からの引用です

麒麟・田村裕さんの『ホームレス中学生』や、劇団ひとり(川島章吾さん)の『陰日向に咲く』『青天の霹靂』といった作品も出ています。どれも、エンターテイメントで見るならば及第点どころか素晴らしい作品であって、面白い世界観に出会えたなあと思うわけです。

では、これらの作品が、たとえばピース又吉さんや麒麟田村さん、劇団ひとりという名前抜きで、ぽんと文芸誌の新人賞に出たとして選抜されるだろうか、と言われると、微妙なところはあるわけですよ。作品単体の評価で言うならば、芸人が多忙な仕事の片手間に構想を文章に仕上げるのとは異なり、作品を書きたくて文芸に特化している人のほうが、良い文章を書いている確率は当然高いんですから。

ただ、そこには文芸も作品であると同時に商品であり、売れてこそ、という世界があるのも事実だと思います。

火花に関しては今更書くまでもなく、芥川賞受賞・多方面の高評価がある一方で酷評も多くあります
そういう評価もある中で「火花」は209万部を超えましたね

山本一郎さんも書いているように、そこには「売れる作品」であるというジレンマがあるわけです
これは永遠のテーマでしょうね

作品自体の出来以外にも、作者のキャラクターであったり、時代のニーズであったりというものが大きく影響しているという事でしょうか

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「全てのジャンルはマニアが潰す」ここにもジレンマが

「火花」はもちろん悪い作品ではないですが、やはり文学を好むものにとっては「芥川賞受賞」となると違うのでしょうね
山本さんの記事にもあるように、文学ファンの大多数が酷評なようですので
ここでまた、山本一郎さんの記事の引用です↓

ブシロード木谷高明社長が新日本プロレスの再興にあたって喝破した「すべてのジャンルはマニアが潰す」が通底するものだと思います

これ、すごい言葉だと思いますね

全てのジャンルというのを置き換えて、例えば新たな土地・新たな職場・新たな学校などなど
マニアに置き換えて、仕事の先輩・地元の住人などなど
と、考えると色んなことに当てはまるわけですよ

新参者や過去の事例に当てはまらない作品が現れたときに、その業界(世界)で先駆者やマニアがどうそれを受け止めるのか、はねのけるのか
その場所・ジャンル・仕事が発展していくのはそこにかかっているわけですよね

「火花」に関して言えば、「芥川賞受賞する作品じゃない」「売れりゃなんでもいいのか」で拒絶するのではなく、山本さんが書いているように「火花」を買いにくる客が他の本にも興味を持ってくれたらという「文学業界」が盛り上がってほしいという気持ちも大事なんだと思います

「冬の時代」だったプロレス業界を復活させるほど、新日本プロレスを成長させたのは木谷高明社長率いるブシロードの手腕はもちろん大きいです

しかし、別の要因として長らく「冬の時代」だったプロレス業界を見捨てず応援してきたプロレスファンの力も大きいと思います
彼らはブシロードの宣伝戦略で新しいファンが入ってきたときに、拒絶せずに、自らも新しいファンを呼び込んだりしました
世間から肩身の狭い思いをしてきて、プロレスを悪く思われたくない・盛り上げたいという気持ちが強くなったからだと思います

マニア・ベテランのファンが業界を盛り上げることは大きな力になると思います

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